ブッシュ暮らし、停電した時の対応もブッシュ式だ。
昨日、2018年6月25日の午後5時。
いきなり’’プツン”とパワーカット。
いつも夫が不在中に起きるのは何故だろうか???
でもそれが私を強く逞しく成長させているのも事実。
オーストラリアの今の季節は冬です。クィーンズランド州とは言えここ内陸地は朝方3度位、昼間は20度前後まで上がるけど夕方からまた冷え込みます。
幸い、昨日は比較的暖かくて夕方のこの時間も寒すぎない程度。
さて、いきなり停電になる事が多いここブッシュ生活では電力会社に通知する前にしなくてはならない事があります。
その時も夫は仕事で1週間不在中。
私はすぐに電力会社に電話しました。
それで全て解決できると信じて。。。
ところが、住所を言っても
いきなり’’プツン”とパワーカット。
いつも夫が不在中に起きるのは何故だろうか???
でもそれが私を強く逞しく成長させているのも事実。
オーストラリアの今の季節は冬です。クィーンズランド州とは言えここ内陸地は朝方3度位、昼間は20度前後まで上がるけど夕方からまた冷え込みます。
幸い、昨日は比較的暖かくて夕方のこの時間も寒すぎない程度。
さて、いきなり停電になる事が多いここブッシュ生活では電力会社に通知する前にしなくてはならない事があります。
自分たちで停電仲間を探す
ここに引っ越してきてすぐに停電になった日の事。確か朝8時過ぎだったか?その時も夫は仕事で1週間不在中。
私はすぐに電力会社に電話しました。
それで全て解決できると信じて。。。
ところが、住所を言っても
- 工事の為の計画停電地区ではない
- その他、誰からも通知を受けていない
と言われ、近隣家も停電かどうか聞かれました。
そんな事言われてもここはブッシュだ!
お隣さんは見えやしない!
と言うと、もし電力会社のメンバーを依頼して停電の理由を求めるなら400ドル近く請求する事になる!と言われたのです。
もし我が家だけでなく、他の家も停電と証明出来たら即対応できるとの事。
遠いお隣さんとは面識ないし、連絡先も知らない。どうしよう???
そうだ!夫の親族がこの町に住んでいるんだ、アドバイスをくれるはず!
そこで農牧場経営をしている2番目の義姉の旦那の携帯に祈る思いで電話した私。
事情を説明すると即車とばして来てくれました。
まず、電線をチェック。
それから近隣宅に電話。でも応答なし。。。。
もう1件のこれまた同じように牧場経営者宅にも電話。応答なし。。。
そこで直接会いに行ってくれることに。
どうやら両社とも牧場に出ていて家の電話には出られなかったらしく、携帯の音も聞こえなかった?
彼らは家に戻ってチェックし、ここで初めてパワーカットである事に気づき目出度く我が家だけでない事が証明された!
私に代わって電力会社に電話してくれ、それから約1時間後に電気が戻るというしんどい流れでした。
それからは、お互いにパワーカットになったら電話で確認しあうようになった3世帯停電仲間ですが、問題はもし自分以外不在で確認できなかったら???
実際、何度もそのケースあり。
その事情を説明してもやはり電力会社は証明できない限り対応してくれず。
これがブッシュ生活のしんどいところです。
なので、停電になったらまず何よりも祈る事!
「どうかお隣さん、電話にでてくれますように!」
なのです。何てったって、同じパワーラインを使っているのは我々3世帯だけ。
さて、昨夜はラッキーでした。
いつものように即2世帯中の1件に電話。応答なし。。。。不安がよぎる。。。
祈りながらもう1件へ電話。7回コール位で応答あり!WoW!!!
やはり停電になったらしく電力会社へ電話してくれることに!
その10分後、別方面のお隣さんから電話が!そこはお隣と言えども違うパワーラインで今までもここほど停電の被害を受けていなかったのですが、昨日に限っては同じように停電になったらしく「停電してる?」と確認の電話。
事情を説明して「じゃ僕の所も電力会社に通知しておくよ。」と!
何だか停電で通じあう思いが生まれる瞬間です。
息子とロマンティックなディナー
というわけで、電気が戻るまでまだ日が沈み切る前にキャンドルと懐中電灯で灯りの準備。
いつもキャンドルを必要な所に置いてあるのです。停電多き場所ですからな。。。
停電を予期したかのように冷凍庫から作り置きのパスタソースを停電前に取り出しておいた私。更に庭から摘み取っておいたバジルもキッチンに!
カセットコンロで温めなおしてキャンドルに灯されながら息子とパスタを戴きました。
「停電慣れてて良かったね。」
「寒く無くて良かったね。」
「お隣さん、電話に出てくれて良かったね。」
「食べるもの、あって良かったね。」
と「良かったね」コールしまくっていると停電から約1時間後!
ピーっと電気が戻りました。
二人で思わず
「Thank you God!」
電気のありがたさを久しぶりに体験した夜でした。
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