海外で報じられる日本のコロナウイルスニュース。規則の順守に定評ある日本人が何故?

日本ではコロナウイルスの第2派ー感染拡大が続行しているにもかかわらず、ここオーストラリアのテレビやラジオではその情報をあまり耳にしません。

それよりも自国オーストラリアで少しずつ感染拡大が収束してきている効果が日々報じられています。

オーストラリアは3月初旬からじわじわと感染が拡大しこのままいくとヨーローッパのようになるという危機感 から比較的早期の段階で中旬には各州が外出自粛、社会的距離(ソーシャルディスタンシング)の指示命令が出されました。

ところが自由を奪われるのが嫌いなオージーたちが無視してビーチへ殺到。

言う事聞かないから即ビーチは閉鎖、ソーシャルディスタンシングを無視したらその場で1,000ドルの罰金、閉鎖対象になっている店が隠れてオープンしているのが発覚したらまた罰金。。。と言う強い姿勢を示しました。

「家にいなさい!」(Stay at home)と言うメッセージのもと、テレビではニュース担当レポーターや著名人含めてその見本を示すべく毎日自宅からのビデオ通話が日常化。

有名人が揃って自宅での過ごし方をユーチューブにアップ


その後一般人が競って面白いビデオをアップし始めました。





知事の強い明確なメッセージ


イースターホリデー(4月10日~13日 )を前に各州知事が強く外出自粛命令を出しました。

私の住むクィーンズランド州の知事は何とも駄々をこねる子供達に言い聞かせるように
 指示。

「私は明確なメッセージを送ります。自分の住む州に留まっている事、地区に留まっている事。スクールホリデーはお預けです。荷物まとめて車に詰め込んでさぁビーチに行こう!とかピクニックに行こうとかビーチで泳ごうとか、キャンピングに行こうとかするものではないのです。このホリデーは地区に留まる事。このアドバイスは非常にタフなものです。クィーンズランド州はとても素晴らしい天候だけに困難なものです。でも私たちは我慢しないいけません。このウイルスの感染拡大を封じ込んで感染者数の曲線を減少させることに重点をおく必要があるのです。。。。。。。」

と記者会見。(4月9日)







さてその効果覿面で約1か月を過ぎたころから見る見る感染者数が減少。
4月20日にはクィーンズランド州で初の感染者が出た以降、40日ぶりに感染者ゼロ!

その後も連続ではないにせよ感染者数ゼロの報告が 続き何とも誇らしくクィーンズランド住民を称賛するアナ知事。

要請だけにすると「ノーって言ってないからOKだ!」とすごくポジティヴ思考?なオージーたち。言うこと聞かないから即「禁止令」となる。

「禁止令」を解く前には「もしソーシャルディスタンシングルールを守らなかったら禁止令を出さざるを得ないから嫌だったらルールを守ること。」と釘をさす。

お国柄の個性が明るみに出る日々です。


日本についてのニュース


一方、中国の隣国であるにもかかわらず比較的感染者数が少なかった初期の日本。

最近の海外メディアによる記事(4月末)に

The relatively low rate of infections from January to March was credited by some to Japanese societal norms: bowing instead of handshakes and hugs, the use of masks in flu season and generally high standards of personal hygiene.
Japan has long had a reputation for conformity and adherence to rules, so a high level of compliance with public safety directions was expected.

However, overconfidence in these practices, and the ongoing lack of firm direction from Abe's Government, may have lulled many Japanese into a false sense of security. This has been starkly demonstrated in recent weeks as crowds have flocked to parks to view the cherry blossoms, ignoring requests from local authorities to stay home.

参照元:ABCnews
https://www.abc.net.au/news/2020-04-27/how-japan-pm-shinzo-abe-fumbled-coronavirus-response/12189076?utm_source=abc_news&utm_medium=content_shared&utm_content=link&utm_campaign=abc_news


(訳)

1月から3月にかけての感染率が比較的低いのは、握手や抱擁の代わりにお辞儀をすること、
インフルエンザの季節にマスクを使用すること、一般に個人の衛生水準が高いことなど、
日本の社会規範によるものとされています。

日本は長い間、規則の順守に定評があり公安指示への高度な準拠が期待されて
いました。


しかしこれらの慣行に対する自信過剰、そして安倍政権の続く確固たる方向性の欠如は、
多くの日本人を誤った安心感に陥らせた可能性があります。
 
これがここ数週間、地元当局からの家にいるようにという要求を無視し桜を見るために
大勢の人が公園に集まったことで明らかに証明されてしまいました。



とありました。

秩序を守る国民性と知られている日本でさえ気が緩んでそれが一気に情勢悪化してしまう。。。お願い的指示で強い罰則付きの禁止令が強くだせないのも気の毒な気がするけど。。。

少しずつ外出禁止令の行動範囲が緩和されてきているオーストラリア。
5月初の週末、自宅から50kmまでの範囲で必要必須以外のショッピングも許可されました。

ピクニックもフィッシングもOK,但し 公共の場での集合は2人まで。
ソーシャルディスタンシングも徹底する事。

アバウト好きなオージーたち。第二の波を防止するためにも気を緩めすぎないように気をつけないといけません。





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